ケーキ屋に行こう!広島 看板

ケーキ屋へ行こう!ちょっとティータイム

ティータイムの小粋な話とはいかないかもしれませんが、ちょっとした小話としてご活用くだされば幸いです。
6.世界の最高峰 モンサンクレール 2003.06.28
 行ってきました。自由が丘の超有名店モンサンクレールへ。
シェフパティシエの辻口博啓(つじぐちひろのぶ)氏は、出るコンテストをほぼ総なめにしたほどの天才。1997年のクープ・ド・モンド(ワールドカップ)で見事個人優勝を成し遂げ、世界の頂点を極めた方です。
 その経歴は以下のとおりなのですが、実に興味深いことに、TSS満点ママでおなじみだった、イマージュのシェフパティシエ「花口庄太郎先生」と経歴がかなりだぶっています。二人ともすごい経歴ですね。
西暦 辻口博啓氏 花口庄太郎氏
1984 アンリシャルパンティエ(芦屋)入社
1989 全国洋菓子コンクール 史上最年少優勝
1992 全国洋菓子コンクール  総合優勝 第3回全国洋菓子技術コンテスト
金賞受賞
1996 フランス食材を使ったプロのための全国フランス菓子コンクール  史上最年少優勝 同大会 2位
1997 クープ・ド・モンド(ワールドカップ@仏・リヨン)個人優勝 同大会  日本チームで参加
 団体3位、個人2位受賞(ショコラ担当)
※辻口氏の経歴はモンサンクレールのリーフレットより、花口氏の経歴はイマージュウェブサイトより、それぞれ抜粋

 肝心のケーキですが、前の日にアンリシャルパンティエの大き目のケーキ「金のモンブラン」と「洋ナシのババロア」を食べたためか、かなり小さめな感じがしました。実際に半分くらいの大きさだと思います。
 この日は「素晴らしき人生」という意味の「セラヴィ」と「モンブラン」を店の中にあるカフェでいただきました。
 まず、6角形の美しさに驚かされます。まわりはホワイトチョコレートのムースですが、まったくしつこくなく、ミルクジェラート的な印象を受けました。そして中はビターチョコのムース・フランボワーズ・ピスタチオのスポンジが層をなしており、底には食感が楽しいプラリネフォユテが敷いてあります。全体的な印象は「さらっ」という感じ。いろいろな材料がけんかすることなく、あっさりしています。あと2・3個食べれそう。その分、少々物足りなさを感じました。(もっと食べたかった!)
 ※「セラヴィ」の意味を「人生なんて・・・」と書いておりましたが、「素晴らしき人生」に修正しました。2003.10.30
 ※一部表現を変更しました。2003.11.01

 モンブランですが、これはとても気に入りました。何よりあの口どけ感がたまりません。前の日に、おそらく冷凍もののアンリシャルパンティエのモンブランを食べていたこともあり、その違いに感動すら覚えました。
少し生クリームが多めのマロンクリームの中はマロンペーストが詰まっていました。
帰りには焼き菓子を買ったのですが、どれも美味。但し、一つ¥200のものもあり、その値段には少しビックリでした(自由が丘だけあってドリンクも結構なお値段でした)
 駅からやや遠いのですが、行く価値はあります。★★★です。
 オーボンビュータンやピエール・エルメにも行きたかったのですが、次の機会にチャレンジしてみます。

店構え

店内の様子
ケーキが少なくなってます

手前がセラヴィ
奥がモンブラン


セラヴィの断面

クープ・ド・フランスの
カップ

買って帰った焼き菓子

前の日に食べたアンリ
シャルパンティエの
ケーキ。でかい!


5.やっぱり本家 なめらかプリン 2003.04.20
メルマガで「なめらかプリン」を取り上げて1週間、念願の本物を食べることができました。福屋八丁堀本店の「第2回おめざフェア」にパステルが出店していたのです。(とみさん情報ありがとう)
関西以西では初登場ということもあり、行ってみると50人ばかりの行列ができていました。他のものも食べたかったため、とりあえず2個ゲットしました。1個なんと¥280。「結構なお値段だねェ〜」と思ったものの、食べてみるとそんな不満も一気に払拭され、なるほど価格になりました。
このプリンの最大の特徴は3層構造。第1層はまったりとした「クリーム層」これは、出来上がった上から生クリームをデコレートしているわけではなく、材料に生クリームを使用しているために焼いている最中に乳脂肪分が上層で2cm程度の層を形成するようなのです。この部分が過去食べたことのない不思議な部分で、予備知識がないと「なんでこんなになってるの?」と悩みの迷路に陥ってしまいます。第2層は「卵黄層」とってもコクがあります。食感は上品な茶碗蒸のような感じでした。そして最後に定番の「カラメル層」
総合評価は星★★★。久々の大ヒットでした。
そのほかにも、ボブ・サップおすすめ、アンナミラーズの「アップルパイ」や「チーズケーキ」、カレーで有名なビストロ喜楽亭の「カレーパン:松嶋奈々子おすすめ」も食べましたが、プリンほどではありませんでした。
皆さんも次の機会にはぜひ食べてみてください。


4.なめらかプリン 2003.03.20
最近は爆発的大ヒットを飛ばすスイートがないようです。ティラミス・クレームブリュレまではすごかったですが、その後のマカロンやベルギーワッフルは小ヒットだったように思います。最近の小ヒットは「なめらかプリン」でしょう。この「なめらかプリン」には過去のヒット商品とは大きな違いがあります。なんと国産商品だったのです。オリジナルはかの有名な「パステル」のシェフパティシエの所さんのものです。「パステル」は関西以西には出店していないため残念ながら広島では食べることができません。
火がついたきっかけは、のりピーが「はなまるマーケット」で紹介したからだとか。
また、世界的に有名なカリスマパティシエのピエール・エルメ氏からも最高の賛辞を得たのだそうです。
巷のコンビニやケーキ屋さんにあふれる「なめらかプリン」がオリジナルのものとどのくらい違うのか定かではありませんが、「このなめらかプリン、パステルのとどう違うんですか?」と一言聞いて見てはいかがでしょうか。ちょっと意地悪な質問ですが・・・



3.ナポレオン
 2003.02.21
フランス第1帝政の皇帝ナポレオン・ボナパルトの名前のついたケーキ。パイ生地とクレーム・パティシエールを幾層にも重ね、イチゴをのせた個人的にとても好きなケーキです。名前の由来はナポレオンが好んで食べたとか、ナポレオンの帽子の形に似ているとか諸説があるそうですが、定説は定かではないようです。
初期のものはクリームではなくジャムのようなものを塗っていたとか。その後クリームを挟むようになったようですが、クリーム自体は今のようにマイルドなものではなく、少々もったりと固めのものだったようです。
このケーキ、最大の難点は食べにくいこと。一層ずつ食べるなんて味気ないし、かといってフォークで切ると思いっきり形が崩れてしまうしで、厄介なケーキです。もうひとつの難点は寿命が短いこと。暫く置いているとパイ生地にクリームやイチゴの水分が染み込んでしまい、食感が悪くなってしまいます。皆さんもナポレオンを買ったら時間を置かずにすばやく食べてください。(目安は出来上がり後3時間かな!?)


2.ももいちご 2003.02.01
ケーキに欠かせない果物と言えば「いちご」 
そのいちごの中でも最近話題を独占している「ももいちご」をみなさんはご存知でしょうか?
このももいちごは、徳島県佐那河内村でしかとれないいちごで、なんでもその栽培方法は村のトップシークレットになっているとか。そのため36件の農家にしか栽培は許されておらず、幻のイチゴとなっています。その特徴は大きさと糖度。一般の大粒イチゴの倍の大きさで、とてもジューシーで甘いのだそうです。さらに驚きなのはその価格。末端価格で1箱20個入りがおよそ¥6,000。1個¥300なんてケーキと変わらないですね。しかも、大きさが大きさだけにショートケーキに乗っかると重さで押しつぶされてしまうようです。どなたか食べたことある方いますか?いらっしゃればぜひ感想をお寄せください。
2月6日のホームテレビ「げっきんLIVE」でも紹介されていました。


1.エスプレッソ 2003.01.15
ティータイムにもかかわらず最初の話題はエスプレッソ。急行の名を持つイタリアでは定番のコーヒーです。簡単にいうと濃度の濃いこのコーヒーはカフェインも強烈そうなのですが、実は普通のコーヒーよりカフェインは少ないのだそうです。その理由は豆と抽出方法にあります。エスプレッソに使用される豆は通常深炒りで細挽きにされています。この深く炒る作業工程でカフェインは減少します。また、9気圧ほどの圧力がかけられ短時間で抽出されるため、カフェインが溶け出しにくいのだそうです。
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